台湾のレジ袋有料化は、更に進化を遂げている

日本では2020年7月1日からレジ袋削減のためにプラスチック製買い物袋の有料化がスタートしましたが、台湾では同様の対策は既に18年前の2002年7月から実施されています。

最初は戸惑いから

日本のコンビニで買い物すると、店員が袋詰めして渡すのを待てばよかったので、台湾のコンビニで買い物すると支払い後にレジ台に商品が置かれたままになるのに戸惑った経験があります。その時は、細々したものを数多く買って、バッグ類も持ち合わせていなかったので、つい「袋、要ります(我需要袋子)」と言ってしまいましたが、それを聞いた店員氏は怪訝な顔をしていました。その節はどうもすみませんでした笑

しかし、今回の日本のレジ袋有料化で、台湾と日本が横並びになるので、そうした戸惑いがなくなり喜ばしいことだと思います。

レジ袋はもらえないのが当たり前

実は、台湾人は、環境保全に対する意識が高いです。

台湾は日本より汚れているではないかと言われる方も多いとは思います。確かにその通り。台湾人もその辺を自覚していて、日本を訪れたことがある台湾人は、日本にはごみが落ちていなくてきれいだと褒めちぎってくれるくらいなので、環境を美化しなければと思う気持ちが強いのでしょう。

さて、現在、台湾ではコンビニ、デパート、スーパー等ではレジ袋が必要か否かすら聞かれないことも多いです。

レンジで熱々のコンビニ弁当はどうするの

しかし、コンビニで弁当や麺をレンジで温めてもらった時にはかなり困る。温めると言っても、持てなくなるくらい容器が熱くなっている。それをどのように持ち帰ればよいのか。こんな時こそ有料レジ袋で。

そう思う前に、台湾のコンビニでは下の画像のような『便當提袋』や『網狀提袋』と呼ばれるユニークなモノを用意してくれる。しかも無料。

上に商品を乗せて、

『便當提袋』や『網狀提袋』と呼ばれるテイクアウト用簡易バッグ

端を持ち上げて、そのままテイクアウトできる。

『便當提袋』や『網狀提袋』と呼ばれるテイクアウト用簡易バッグ

コンビニの店長思しきおじさんが、台湾にはこんな便利なものがあると誇らしげに説明と実演しながら包んでくれました。最後にこれでよいのだと力説した人差し指が「台湾ナンバーワン」と語ったように見えた笑

材質は、不織布である。是非、お試しあれ