オードリー・タン氏 は、台湾が新型コロナウイルスの渦中、短期間で台湾全土の薬局のマスク在庫数をウェブ上で確認できるシステム構築に功績を残した人物として広く知られています。
2020年9月24日及び25日、「Salesforce Live: IT [ CIO/IT部門向け] ~ネクストノーマルで本番を迎えた企業DX、IT部門が果たすべき6つのポイント~」と題するオンラインイベントが開催されました。
急速にデジタル化へのシフトが求められるなか、いま企業のCIOやIT部門が果たすべき役割とは?「従業員を守り支援する」、「 顧客とつながる」、 「正しい情報源の確立」、「 組織文化変革とリーダーシップ」、「開発体制を整える」、「セキュリティの担保」など、DXを推進する為に必要な6つのポイントを参加者の皆様と共に紐解いていきます。
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このイベントの枠中、2020/9/25(金)16:30-17:00において、台湾デジタル担当大臣 オードリー・タン氏が「台湾の天才IT大臣が語る ”変革を起こすリーダーシップ”」と題するオンライン配信によるセッションを開催しました。
【オードリー・タン氏 プロフィール】
Audrey Tang (唐鳳)
Digital Minister, Taiwan
台湾デジタル担当大臣シビックハッカーであり、ソーシャルイノベーションを担当する台湾のデジタル大臣オードリーは、コンピュータ言語PerlとHaskellの再活性化や、Dan Bricklinと共同でオンライン表計算システムEtherCalcを構築したことで知られている。台湾国家発展評議会のオープンデータ委員会とK-12カリキュラム委員会の委員を務め、国内初のe-Rulemakingプロジェクトを主導。Apple社で計算言語学のコンサルタント、Oxford University Press社で群集辞書学のコンサルタント、Socialtext社でソーシャルインタラクションデザインのコンサルタントを務める。また、台湾のシビックコミュニティである、「ゼロから政府の役割を再考する」g0v(“Gov Zero”)の中心的人物であり政府とのパイプ役を務める。
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