[1990年代の台湾] 自由気ままにタクシーに乗って好きなところに行く

初めての土地で、地元民さながらにバスを乗りこなすのは至難であり、時間が限られていたら、タクシーに乗るのが得策である。なにしろ台数が多いので、路上ですぐに捕まえられる。料金さえ安い。

タクシーを捕まえる

流しのタクシーなら、路肩で挙手して合図すれば、例え反対車線を走行しているタクシーさえUターンしてきてくれるほど捕まえやすい。但し、交通量の多い交差点とかだと、停車しづらい場所もあるので注意が必要である。

台中は次々と新しいビルが建つ。妻と一緒に街を歩いていて、「あれっ、あそこにも新しいビルが建ったね。」と指を差すと、近くを走るタクシーが勘違いして一斉に集まってくる。

但し、台北では行き先が近場だと乗車拒否されることが珍しくないらしいが、台北以外なら心配不要だと思う。

タクシー料金は安い

何はともあれ、台湾のタクシー料金は日本と比べて格段に安い。初乗りで35元の時もあった。乗車後は、5元刻みでやはりそう高くない。しかも当初は、距離制だけで、渋滞に巻き込まれて動けなくなっても料金は上がらなかった。

良くも悪くも運転手と交流ができる

これまで様々な運転手に会った。寡黙な運転手もいるが、全般的に気さくな運転手が多い。私が初めて檳榔を食べたのも運転手が差し出し、勧めてきたからである。また、名刺を差し出し、次回の利用を促す営業熱心な運転手もいた。

その反面、密室なので、やはり注意は必要である。事件や事故に巻き込まれることもあるので、用心するに越したことはない。最近は電話で呼べる無線タクシーが増えてきた。無線タクシーの運転手は、登録済みなので、素性がはっきりして、ひとまず安心できる。街の中ならお店の店員さんに頼めば気軽に呼んでもらえる。

少しの覚悟と忍耐も必要か

遠回りする運転手ならまだいい方だが、時には無謀運転をする運転手にあたることもある。目的地に着くまでの短時間に信号無視、スピード超過、無理な追い越しと割込み、バッシングにやたらと鳴らすクラクション等のルール違反の数々を披露してくれた運転手がいた。

タクシー乗車で事故の巻き添えに

一度、交通事故に巻き込まれたことがある。後部座席に私を乗せてスピードを上げて走っていて、他の車を避けそこなって、分離帯と反対車線を乗り越えて歩道に突っ込んだ。タクシーは、事故で前輪がパンクし、前部も破損した。幸いなことに体は無傷であったが、そもそも安全運転だったら防げたであろう。

値段交渉が必要なこともある

料金メーターを回さないタクシーがある。たいていは空港、駅前やバス停付近で客待ちするタクシーに多い。そんな場所には重たいスーツケースや荷物を持った客が多く現れるからである。もちろん、運転手が提示する料金は相場より高くなる。 それを避けるには、客引きする運転手達をやり過ごし、少し離れた場所に移動した後にタクシーを捕まえると良い。

現在ではタクシーの呼び方も変わり、コンビニの端末やスマホアプリから呼べちゃいます。しかし、やはり急ぎの時は流しのタクシーを捕まえるのが手っ取り早いです。
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