台湾でも入国カードの記入が必要です。飛行機の中で慌ただしく記入するのなら、日本にいる時にインターネットで事前申請をすれば、煩わしさから解放されます。
飛行機の中で配布される入国カードの煩わしさ
搭乗して間もなくCAさんが入国登録カード(入國登記表)を配りに来ますが、寝ていたり、トイレに立っていたりで取り損ねるかもしれません。カードを受け取っても、ペンはどこ、パスポートは、チケットは、しかも日本語表記されてないし、記入事項を埋めるだけなのに手間取ります。
次の画像のように記入事項は、姓名、パスポート番号、生年月日、国籍、性別、フライト便名、職業、ビザの種類、現住所、台湾での滞在先、旅行目的等です。
この入国カードに記入する煩わしさを出発前に解消できます。
事前のネット申請で機上での記入が不要に
入力必要事項
ネットで入力を始める前に、入力する事項を次のように順に列挙しますので、手元に資料等を用意すれば素早く入力できます。
- 姓名、生年月日、性別、国籍
- パスポート番号
- ※入国ビザ取得の場合は種別と番号。観光目的ならビザ免除なので不要
- フライト便名
- 到着予定日
- 旅行目的
- 職業
- 台湾での滞在先住所或いはホテル名
ネット申請手続きの要領
1.入国の事前申請用ウェブサイトにアクセス
台湾のイミグレーションのウェブサイト(https://niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/) にアクセスする。
全部英語表示なので、次の画像のようにLanguageのボタンアイコンをクリックして、中国語表示させると入力しやすくなる。
入力する
次のようなフォームに姓、名を入力し、次の「中文姓名 Chinese Name」は飛ばし、生年月日、性別を入力後、下一歩 NEXTをクリックする。
続いて、国籍、パスポート番号、ビザの種類(90日以内の観光目的等でビザ免除ならば「Visa-Exempt」を選択)、上の欄でVisa-Exemptを選択したらEntry Permit/Visa No.は空欄のままで。
ここにはフライト便名、到着予定日、旅行目的、職業(会社員の場合は「職員/CLERK/EMPLOYEE/STAFF」)を選択し、NEXTをクリック。
居住地は国名(住民票が日本にあれば「Japan」)を選択するだけでよく、次に台湾の滞在先住所或いはホテル名称を入力する。
最後の入力ページに推移したら、携帯電話番号とメールアドレスは無記入可で、最後のVerification Code欄には欄横の数字をそのまま入力して、CONFIRMをクリックして、終了です。プリントアウトするものもなく、あっけないほどです。
以上のネット上での手続きが終われば、機内配布の入国カードに記入したことと同じですので、機内ではのんびりと過ごせます。
但し、台湾着後のイミグレーションでは周りの人達が入国カードを持つ中、自分だけがないようで不安になりますが、入国審査の列に躊躇せず並んで下さい。手元に入国カードがなくても、スタッフ職員はウェブ申請があったことを確認できているようですので、御心配なく。
(参照: 中華民國內政部移民署ウェブページ)
通常の混雑する入国審査ゲートの他に、「快速査驗通關 Speedy Immigration」と表示された利用者のあまりいない空いた入国審査ゲートを使えるようになるネット手続きがあります。条件として、申請日から遡ること過去12か月以内に合計3[…]