タバコやアルコールに加えて、台湾では檳榔もその取り締まりが厳しくなってきている傾向がある。しかし、檳榔はやはり台湾の風物詩であり、まだ健在ではある。
檳榔が取り締まりの対象に
以前は、繁華街であろうが、特に交差点付近の排水溝が檳榔の吐き汁で真っ赤に染まっていたが、現在では見かけることが少なくなった。
台北市では檳榔衛生管理自治条例が発効され、吐き汁や食べカスで路上を汚した違反者には罰金を科すという厳しい内容になっている。なお、台北市以外にも似たような罰則があるところもあるし、更に例えば娯楽施設や映画館での檳榔は禁止されているところがあるので、注意を要する。
檳榔を発見
それでは、もう路上を赤く染めた光景は見えないのか。
そんなことはなく、まだありました。
さすがに台北市ではありませんでしたが。
横断歩道の白地が背景だとよりはっきりと見えます。
まだ売られてもいる
画像は台中市の檳榔の販売スタンドですが、他の県市にもあります。 この光景も台湾の風物詩です。
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